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| 普段は、バスで７〜８分だ。道が混んでいると１０分以上かかるときもある。昔はよく歩いたものだが、今はすっかり歩かない。久しぶりに歩いてみると、竹林のなかはすがすがしい。ちょうどタケノコの季節で、もう２〜３ｍに伸びたものもある。 少し歩くと、小さな社があり、お稲荷さんのようだ。家の近所は、神社やお寺が結構ある。前回の能ヶ谷神社もそうだし、今回のアルバムの神明社もそうだ。どちらも、家から歩いて１０〜１５分くらいだろうか。 こうやって散歩を初めてみると、鶴川は結構田舎であることに気がついた。ここ数年で、かなり宅地造成が進んでいる。造成ができるだけ野山があったと言うことだが、自然がなくなっていくのは寂しいことだ。いつか、駅までの道のこの竹林も、なくなってしまうのだろうか。 鶴川に引っ越してきたのは、もう３２年前になる。小学校３年生の時だった。５丁目、６丁目と団地ができ、２丁目の団地は造っている最中だった。鶴川第三小学校はできてからまだ２年とたたず、鶴川題に中学校は、敷地だけだった。この敷地は、小学校５〜６年の時の野球のグランドだった。３年生の１学期は１クラス、２学期になると２クラス、３学期になると３クラスになった。この当時はどんどん世帯が増えていた。小学校の校舎も増設増設で、一時期プレハブ校舎で授業を受けていたこともあった。一番多いときには、１学年で１０クラスを超えていたときもあったようだ。しかし、今は子供の数も減って、３〜４クラス、しかも１クラスの人数自体も減ってしまった。 竹林を歩いていると、すがすがしさとともに懐かしさがあり、そんな子供の頃を思い出していた。 |
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